【稲城市】直木賞作家 窪 美澄さんが登場!多摩テレビ「まるっと!TAMA~なんでもランキング~」の公開収録が地域振興プラザで行われました!
稲城市出身の直木賞作家の窪 美澄さんをゲストに迎えて、2023年2月18日(土)、多摩テレビで放送中の「まるっと!TAMA~なんでもランキング~」(通称・まるたま)の公開収録が、稲城市 東長沼の地域振興プラザ4階大会議室で行われました。
市民が観覧する中、行われた今回の収録では、直木賞受賞作『夜に星を放つ』にまつわる話題や、生まれ故郷の稲城市について、司会を務めたプロダクション人力舎所属のお笑い芸人の早出 明弘さんと、マグ 万平さんが、窪さんにお話を伺いました。
『夜に星を放つ』では5つの短編が収録されており、それぞれの章で、世代も性別も、置かれている状況も違う人物が、主人公として登場します。
そのため、いずれかの登場人物に対して「自分とリンクしている」という気持ちを抱いた読者が多かったようです。
その上で短編の一つである「銀紙色のアンタレス」に登場する、思春期の少年のリアルな心理描写に共感する男性の声が多くあり、「泣いてしまった」という声もあげられました。
「どうして自身とは性別や年代も違う、少年の心情を描くことができるのですか?」という質問に対し、窪さんは、身近な人をモデルにしているわけではなく「自分だったらどう思うか、その人になりきろう」と、想像の中で考えを重ねて表現しているとお話ししてくださいました。
さて、20歳まで稲城市内で過ごした窪さんは、今も稲城市をとても身近に感じているそうです。
窪さんのデビュー作『ふがいない僕は空を見た』では、川沿いのシーンや、団地、梨畑など、実在する稲城市内のスポットを思い起こす描写が登場します。
そのことについて、窪さん自身、書いている時は稲城市のことをあまり考えていなかったそうですが、本が仕上がり読み返してみると「あ、自分の生まれ故郷のことだ」と気がついたという、エピソードをお話ししてくださいました。
窪さんの稲城市への思いが投影した『ふがいない僕は空を見た』は、2012年に映画化がされており、ロケ地としても稲城市が登場しているそうです。
収録の様子は2023年3月5日(日)から多摩テレビでオンエア!
この他にも、窪さんの数々の作品にまつわるエピソードや、稲城市に対する思いを語った今回の「まるっと!TAMA~なんでもランキング~」は、2023年3月5日(日)から4月1日(土)までオンエアされます。
※多摩テレビで毎日正午からと、午後7時から放送(毎月第1日曜日に内容を更新)
詳しくは公式ホームページをご覧ください。
そして2023年4月11日(火)に、窪 美澄さんの新刊『夜空に浮かぶ欠けた月たち』が、KADOKAWAより刊行予定とのことです。こちらもお楽しみに。
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