【稲城市】駒沢女子大学「ツーリズムコマジョ」の学生が稲城市長を訪問 音声ガイド「稲城フィールドミュージアム」の完成を報告しました

2023年6月21日(水)に駒沢女子大学観光文化学類のチーム「ツーリズムコマジョ」の学生らが、稲城市の高橋市長を表敬訪問し、音声ガイドを用いて稲城市内の観光スポットを案内をするコンテンツを制作したことを報告しました。

駒沢女子大学「ツーリズムコマジョ」の学生が稲城市長を訪問

音声ガイド「稲城フィールドミュージアム」は、駒沢女子大学人間総合学群観光文化学類で観光学を学ぶ学生による、チーム「ツーリズムコマジョ」が、 鮫島 卓教授の指導のもと、取材、原稿執筆、音声収録まで行ったもので、音声ガイドアプリPokkeの中のコンテンツとして、2023年4月にリリースされました。

音声ガイドアプリ「稲城フィールドミュージアム」を使って稲城市内を歩いてみた!

音声ガイドアプリ「稲城フィールドミュージアム」を使った様子

学生自ら取材をして原稿を書き音声を録音

「ツーリズムコマジョ」のみなさんは、日頃から稲城市内の方へのインタビューなど、地域に密着したフィールドワークを行っているそうです。

2021年度は、それらの活動をまとめたガイドブックを制作し、2022年5月に「謎解き 稲城の歩き方」(鮫島 卓・編著 インターメディアリー 刊)を刊行しています。

「謎解き 稲城の歩き方」(鮫島 卓・編著 インターメディアリー 刊)

「謎解き 稲城の歩き方」(鮫島 卓・編著 インターメディアリー 刊)

今回の音声ガイドは、その中で、ガイドブックを持っていない人も、そして視覚障がいのある方など、より多くの方が利用できるツールとして、制作するに至ったのだそうです。

今回完成した音声ガイドを利用した市民の方からは、「自分の街を誇りに思えた」という声が上がっていたとのこと。

学生らは活動を通して、これまで自分の通う大学がある地域という認識が、文化と歴史など稲城固有の文化へ目を向けたことにより、より特別な存在に変化したそうです。

駒沢女子大学「ツーリズムコマジョ」の学生が稲城市長を訪問

駒沢女子大学観光文化学類のチーム「ツーリズムコマジョ」の3年生のみなさん

観光が自分の街への愛着につながる

これを受けて、稲城市の高橋市長は、ベッドタウンとしてニュータウン開発を行った経緯から、かつての稲城市は観光事業に対して積極的ではなかったとし、しかし、通勤がしやすく子育てをしやすい環境で過ごした第一世代の後、市外に出てしまう傾向にある第二世代以降の流動を見る中で「地域振興とともに、自分たちの街に誇りを持ってもらいたい思いから、近年は稲城市でも観光への取り組みに、力を入れ始めた」と話していました。

駒沢女子大学「ツーリズムコマジョ」の学生が稲城市長を訪問

その上で、区画整理など街の変化が激しい稲城市は、観光案内看板のアップデートや維持、そして財源確保の難しさから、なかなか設置に踏み切れない状況にあった中、今回の「音声アプリ」のリリースが、それらの問題を一気に解決できるものであり、「まさに駒女の皆さんが実現してくれた」と喜びと感謝の思いを伝えました。

駒沢女子大学「ツーリズムコマジョ」の学生が稲城市長を訪問

稲城市観光協会と稲城市観光課でも、さらなる活用を検討していきたい考えとのことです。

音声ガイドアプリ「稲城フィールドミュージアム」を使って稲城市内を歩いてみた!

パンフレットは京王線若葉台駅、稲城駅、JR南武線稲城長沼駅、いなぎ発信基地ペアテラス、稲城市立中央図書館、稲城市郷土資料室などで配布中

音声ガイド「稲城フィールドミュージアム」
・「ツーリズムコマジョ」チームの取り組みについては、駒沢女子大学人間総合学群観光文化学類の公式サイトをご覧ください
・音声ガイド「稲城フィールドミュージアム」の詳細についてはPokke公式サイトをご覧ください(アプリ版と、ブラウザで視聴できるWeb版がリリースされています)

表敬訪問が行われた稲城市役所はこちら↓

 

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